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青の洞窟 SHIBUYA

2016/ 11/ 30

日清フーズが『青の洞窟』を圧倒的スケールで実現

青の洞窟 SHIBUYA
少し昔のことを思い出してみましょう。
青色のイルミネーションが初めて出現し、私たちを驚かせたのは2003年のこと。六本木ヒルズが華々しくグランドオープンした年でした。その年のクリスマス、六本木ヒルズ・けやき坂が「SNOW&BLUE」というテーマのもと白と青のLEDでライトアップされた時の衝撃といったら・・・テレビニュースでも頻繁に取り上げられました!

青色LEDを発明したのは他ならぬ日本人。2014年に赤崎 勇氏・天野 浩氏・中村修二氏がノーベル物理学賞を受賞したのは記憶に新しいところです。

ちょうどその年の11月~12月、中目黒では目黒川の桜並木をブルーにライトアップするイベント「Nakameguro 青の洞窟」が開催されました。主催は地元商店街の実行委員会でしたが、単独スポンサーは『青の洞窟』というブランドでパスタソースを展開している日清フーズ。青色LED40万球で川沿いの500メートル(往復1キロ)がライトアップされ、青い服を着たサンタクロースが現れて、『青の洞窟』パスタソースを道ゆく人々にプレゼントするというサプライズ企画も。

2016年の今年、青色LEDによるライトアップは、もはや目新しいものではなくなってしまいましたが「青の洞窟SHIBUYA」として、公園通りから代々木公園のけやき並木までの750メートルが55万球でライトアップされ、幻想的な空間が出現しています。

西武渋谷店の地下食料品売り場には『青の洞窟』特設コーナー。けやき並木にはサプライズで青いサンタが出没し、パスタソースを配ります。しかしながら、イベント会場の入口に日清フーズと書かれているわけでもなく、パスタソースのポスターがあるわけでもない。「色」のチカラを使って、人々に驚きと感動を提供する、新しい「コミュニケーション戦略」といえそうです。

(東京カラーズ 桜井輝子)


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